「ギター買うときの注意点は?」、「ギター以外に何が必要ですか?」という質問にお答えします
ギタリストの使用機材は
ギターマガジン
http://www.rittor-music.co.jp/hp/gm/
ヤングギター
http://www.shinko-music.co.jp/mag/index_yg.html
現代ギター
http://www.gendaiguitar.com
などの雑誌に載る場合がありますし、うまくいくとアーティストのサイトに載っている場合があるので、ぜひ探してみてください。
(2)楽器屋さん
欲しい楽器のイメージを持ち、インターネットにつながる環境を持っているあなたはどこで楽器が売られているかを簡単に調べることができるでしょう。インターネット通販で買うことも可能ですが、できるだけ自分の足で通える楽器屋さんを見つけるようにしましょう。ではどんな楽器屋さんが良いのでしょうか?私がまず見るのは、お客さんがいて活気があること。商品が回転する(売れて新しい楽器を仕入れられる)からです。それに店員さんがちゃんと挨拶できるかどうかも見て下さい。「いらっしゃいませ!」とか、「試奏できますんで!」_位は最低限言えないといけません。やる気のある店員さんを見つけることが、良い楽器屋探しの第一歩です。気に入った店員さんがいれば名刺をもらって指名すると良いと思います。できれば自分の好みのジャンルに明るい店員さんとか社員の店員さんと仲良くしておいたほうが、こちらの好みを分かってくれますし、何かあったときの対応がスムーズです。楽器の値段や立地も大事ですが、店員さんのやる気で十分補えます。また、中古楽器の売買や、修理・調整ルームの有無(詳しい店員さんがいなければできないサービスです)、弦売り場の充実度、特価品の有無なども見ておくと良いです。値段に関しては後でコメントします。
(3)何が必要かを把握する
楽器屋さんに出入りをはじめたあなたは、ギター以外にも必要不可欠なものがあったり、あったら便利なものがあることに気が付き始めます。また安いものから高いものまで様々な種類の商品に困惑するかもしれませんね。
ここで楽器別にギター以外に必要な物を紹介します。
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(4)予算を立てよう
これは人によりまちまちだと思いますが、私の経験からお話すると、まずギターに5万円以上かけられると理想的なスタートです。(こちらに説明が少しあります)大手メーカーでも、3万円前後から選択ができますが、1年以上経った時の楽器の狂いなどを見てみると5万円クラスからがオススメです。あとはお財布と相談しながら他の物も品物を決めていくと良いでしょう。最初の時点ではギター以外のものにあまりお金をかけなくても良いと思います。チューナーに関してはどんなに安いものでもKORG(コルグ)やRoland(ローランド)というメーカーならハズレはありません。
アンプはエレキの場合非常に重要で選びにくいので、楽器屋さんで予算と音の好み(歪むのが良いとか、エフェクターを使うとか)を告げた上で相談してみると良いと思います。もしあなたの家(部屋)が全く音が出せない環境であれば、アンプの代わりにデジタル方式のアンプシミュレーターなどを使うと良いと思います。ヘッドホンをアンプシミュレーターにつなげれば、割と安価に調整された「らしい」音で練習ができると思います。エレキ必須の「シールド」は、初心者にはCANARE(カナレ)というメーカーがオススメです。家で弾くなら3m、スタジオ等で弾くなら5mが良いと思います。
(5)ギター選び
待望のギター選びですが、楽器を選ぶときはできるだけギターを弾ける方と一緒に楽器屋さんに行くと良いと思います。まだ楽器を知らないあなたが普通に一人で行くと、楽器屋さんが売れ残ったギターを高級アンプにつないでドカーンと音を出したり、代わりに上手くデモンストレーション演奏してくれたりして、あっけに取られているうちに買わされてしまうかもしれないからです。できれば、お客さんが少なくて余計な音が少ない時が気分も落ち着き理想的です。お気に入りの店員さんに暇な時間帯を聞いておくと良いでしょう。ギター各部の名称はこちらを参考に。
楽器選びはまず弾きやすさを第一に考慮します。弾きやすい楽器はどの音も程よく伸び、大抵音も良いのです。最終的な音の良し悪しは文章では表現できないので、経験を積むか、一緒に楽器屋をまわる友達のアドバイスを聞いてください。楽器の弾きやすさには2つの要素があります。
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[1]は実際にギターを構えてみて、体にあたるところが痛くないかや、重過ぎないか、ギターが体に対して大きすぎないかを確認します。できれば重さのバランスも見て下さい。ヘッド(弦を巻いている部分)が重くてズルズルと下がってくる楽器はいただけません。 もしあなたの手が小さい場合は、スケール(弦の長さ)の短い楽器を試してみて下さい。基本的にギターのスケールは648mmか650mmですが、640mm、630mm、628mmなどもあります。スケールの長い楽器は概ね音量が大きく、低音に迫力があり、シャキッと鳴ります。スケールの短い楽器は、暖かな中音域が魅力です。参考までに私は身長170cmで、手はそれほど大きいほうではありませんが、現在648mm、650mmのスケールのギターをメインに弾いています。 エレキギターを探す場合はノイズも気になるところです。エレキの楽器は本来ノイズを持っているものですが、電気的な処理(シールド処理など)をあまり施していない楽器は、ノイズが多く現場で苦労します。部品交換やノイズ対策をすることで、ノイズを少なくすることは可能ですが、楽器屋さんでいくつか弾き比べるときに考慮しなければいけない要素の一つです。 この時点で予定していたギターが弾きにくいものだとしても、あわてず騒がずゆっくり検討して下さい。楽器屋さんに「また検討して寄らせてもらいます。」と言ってその場を立ち去りましょう。 |
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[2]楽器は日々、室温や湿度に反応して変化します。また、入門者用のギターは工場製で、調整に時間がかけられない言わば中途半端な状態で楽器屋さんに並ぶ場合が多いのです。そこで、本来楽器屋さんがやるべきギターの検品方法を紹介します。 |
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1.外観のチェック カタログ通りの木材が使われているか、傷が無いか、塗装に不備が無いか、割れや接着部分に隙間が無いか確認しましょう。以外に見落とされがちですが、フレットもきれいに磨かれているか一本一本チェックして下さい。フレットに傷があれば音が割れます。 2.部品のチェック カタログ通りの部品が使われているか、部品にがたつきが無いか、振ってカラカラ音がしないか、ネジ止めがきちっとされているか、糸巻きがスムーズに動くか 3.ネック 真っ直ぐかどうか、角度がついている場合は適正かどうか。1,6弦(両端の弦)を押さえて弾いてみて弦が落ちないかどうか確かめます。エレキやフォーク・ギターはネックを容易に調整できる(トラス・ロッドという棒がネックに仕込んである)ので、もしネックが真っ直ぐでなかった場合に無料で調整してくれるか聞いてましょう。 ネックは様々な状態に反る(そる)可能性がありますが、悪い反りは大きく順反り(じゅんぞり)と逆反り(ぎゃくぞり)に分けられます。 ★順反りはヘッド側が起き上がっている状態。弦高が高くなり弾きにくくなる。音もつまり気味です。 ★逆反りはヘッド側が下がっている状態。一見弾きやすそうですが、開放弦(フレットを押えないで弾く)や1〜5フレットあたりを弾くと音がびりびりする。 |
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プロはネックのコンディションの確認をこうします チューニングを合わせた状態でギターを演奏するように構え、1フレットを左手人差指、最終フレット(一番ボディ側にあるフレット)を右手小指で同時に押えて9〜12フレットあたりを右手人差指で探り、弦とフレットにすき間があるか無いかくらいが理想的です。各弦で確認します。場合によっては部分部分を見たり、時には定規をあてて確認します。 クラシック、フラメンコ・ギターの場合はトラス・ロッドが無いので反りがある場合はあきらめること。中古の高級ギターなど、よっぽど気に入った場合はネック修整とフレット打ち替え(3〜5万円位)を覚悟しましょう。もし値札にその但し書きが無い場合は(ネック反りのため特別価格など)正統に値引きをしてもらうことが大事です 。決して安易に「調整しておきます。」という言葉にのってはいけません。安い修理はアイロンの熱で調整しますが、一時的な解決策です。ネック修整、フレット打ち替えはかなり手間のかかる「修理」です。 |
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4.ナット、ブリッジ、弦高、オクターブチェック
常に弦に直接触れているこれらの部品は、細心の注意を払って調整されなければいけませんが、工場製の製品はなかなかそうはいかないのが現実です。
| I. 弦高(フレットの頭から弦の下側までの距離)を確認しましょう。演奏する姿勢で計測し、エレキやフォークなら12フレット上で2mm前後、クラシック・ギターなら3〜4mm前後が実現できればかなり理想的です。これはブリッジを調整することで可能になります。(「3.」のネックが真っ直ぐという条件で) | ![]() |
| II. ナットの高さを確認しましょう。演奏する姿勢で、3フレットを押えた状態で弦と1フレットの間にすき間ができるかできないかが適正な高さです。全ての弦で確認します。ナットの高さ調整がされていないと、Fの和音などを楽に押えることができません。1フレットのチューニングも曖昧になります。 | ![]() |
| III. 1フレットを押えた時と12フレットを押えた時に押えた音が正確に鳴るかどうかのチェック。1フレットのチェックはナットの位置確認になります。12フレットのチェックはオクターブ調整に関係します。全ての弦で確認します。試奏の際に買いたい意図を伝え、チューナーを貸してもらうと良いでしょう。 | |
しかし残念ながら楽器屋さんに並ぶ入門用楽器のほとんどは、この条件をクリアできません。購入直後に調整が必要になります。こういった手間のかかる調整をサービスでやってくれるかどうかは楽器屋さんの器量に左右されると思いますが、長くお付き合いするならこういう調整を嫌な顔をしないでやってくれるギターを愛するショップでと思いますね。 |
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| ※ナットの取り付け位置とオクターブチューニングの狂いに基づく音程不良は明らかな欠陥です。メーカー製の楽器ならば交換対応や、無料の調整はしてくれるはずです。ここだけは譲らないで下さい。 | |
5.演奏してチェック
はじめてギターを買う方はまだ何も弾けないかもしれませんが、弾ける人に各弦全てのフレットで音を出してもらってみると良いです。音が割れたり、詰まったりするのは問題です。エレキの場合はボリュームやトーンなどのツマミや、切り替えスイッチをいじってノイズが出ないかも確認しておきましょう。「3.」や特に「4.」の事項をクリアする楽器はなかなか無いとは思いますが、購入時に調整可能かどうか見極められると良いですね。この辺は店員さんに相談しましょう。最終的には楽器に対してフィーリングが合うかどうかですから、よく弾いて・考えて結論を出すと良いと思います。
(6)値段
世間の相場は知っていて損はありません。以下に都内で有名な大手楽器店のサイトを紹介します。ただ大切なのは楽器屋さんとの長くて良いお付き合いですから、値段だけではなく、楽器のノウハウや業界の内情を話してくれたり、商品に不備が合ったら即対応してくれる店員さんを見つけ育てることも我々買い手側の役目だと思います。それとマナーを守りましょう。「あのギタリスト、さんざん値切って商品取り寄せといて予約キャンセルだよ!」_変な噂が業界に流れるのも怖いですよね。ちなみに楽器を値切りたいのなら現金払いであること、細かいことには目をつむるのが前提だと思います。初心者はやめておきましょう。
池部楽器店 http://www.ikebe-gakki.com/
石橋楽器 http://www.ishibashi.co.jp/
黒澤楽器 http://www.kurosawagakki.com/
谷口楽器 http://www.taniguchi-gakki.com/
ミュージックランドKEY http://www.musicland.co.jp/
LAOX楽器館 http://www.laox.co.jp/store/170/index.html
ロックイン http://www.rockinn.co.jp/
(7)予約
ギターのような楽器は本来取り寄せて買うべきものとは思いませんが、どうせ取り寄せてもらえるなら何本か同じモデルを頼んでもらって弾き比べさせてもらえるか交渉してみて下さい。お店が力を入れているメーカーやモデルだとそういう融通が利いたりします。
あと予約で大事なのは、気に入った楽器が見つかった場合には即手付金を払って「売約済み」にしてもらうこと。手付金がいくらかは楽器屋さんで差が出ると思いますが(千円とか一割とか色々です)、お財布の金額でまかなえるのなら即支払うべきです。人が気に入った楽器は他人にも魅力的ですし、店員さんもどんどんオススメするからです。私も一時間後に戻ったら売れていたという経験をしたことがあります。こういうときのために貯金をしておいて下さい。社会人ならカード払いもクレジットの分割払いもできるでしょう。賢く買い物を楽しんで下さい。
当教室では、ギター演奏と製作理論に明るい講師が専任で指導を行います。
生徒に紹介するギターは上記の調整基準を全てクリアするものです。
安心してギターを楽しむことができる環境を提供します!