弦高・オクターブ調整方法

弦高調整とは…
弦高はフレットのてっぺんから、弦の下側までの間の距離を意味します。通常は12F上(弦長の中心位置の為)の高さを基準にします。弾き手の好みで前後はしますが、クラシック・ギターでは4mm、エレキでは2mmが状態の良い楽器の条件です。

 弦高が高いとネックに負荷がかかり、弦のテンションが増します。弦高が低いとテンションが下がり、とても弾きやすくなります。しかしフレットと接触するほど下げるとノイズを生みます。日頃のタッチを気にしながら弦高を決めていきましょう。エレキやフォーク、フラメンコ・ギターに関しては、フォルテで弾いた際に、少しフレットノイズが出るくらいに調整したほうが良いと言われています。逆にクラシック・ギターではご法度です。

 注意点
★ネックのコンディションを確認した上で行いましょう。反りがある場合は弦を細いものに替えたり、トラスロッドの調整をしてから弦高を調整します。


オクターブ調整とは…
 ギターは計算で導き出された基準に基づき、スケールが決められ、ブリッジやフレットが配置しされています。しかし、ナットやブリッジ部では、弦は固定されているために振動ができない部分があります。そこを留意した上で、ブリッジの調整を行うのがオクターブ調整です。オクターブ調整がされていないと、ハイポジションになるほど音程に狂いが生じてきます。

 いつも楽器を弾く姿勢で開放弦にて正確にチューニングします。12Fを押え、正確に1オクターブ上の音が出ているか確認します。もし低くなればブリッジサドルをネック側に移動します。高くなれば反対側に移動します。これを何度か繰り返します。今まで使ったことのない弦を張ったときや、弦高を変えた時には必ずオクターブチューニングを行ってください。


楽器により様々なブリッジがあります。→がオクターブ調整を行う個所です。
クラシック・ギター
習慣的に、エレキほどのシビアな調整はしません。650mmのスケールでも実際は652mmの弦長があり、ナットとブリッジで1mmずつ余裕をとっています。
フロイド・ローズ・タイプ
ペグを回して弦を緩めてから、矢印の部品を緩め、前後に動かして調整します。6角レンチ
フェンダー・タイプ
ストラトキャスターやジャズ・ベースなどのブリッジは後部に調整ネジがあります。プラス・ドライバーにて調整
ギブソン・タイプ
矢印のネジを回すと、サドルが前後します。弦が痛まないように、緩めてから調整しましょう。マイナス・ドライバーにて調整


調整用の6角レンチ
インチとミリサイズがあります。楽器屋さんのほか、大工道具屋さんでも入手可能です。


当教室では、ギター演奏と製作理論に明るい講師が専任で指導を行います。
ソフトとハードの面から最も理想的な形でギターを勉強することができます。

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